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戦後の病気子どもの「くる病」知ってますか? [健康]

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戦後に流行っていた病気が、この時代にまたやってきて
いると今話題になっています。
子供の病気と言う事で私も2人の子供がいる
『かあちゃん』としてはほっとけない話です。
くる病とはどんな病気なのでしょうか?

【くる病子(こどもの骨軟化症)とは】
小児の発育期(特に骨の発育期)にカルシウムが骨に沈着せず、しっかりとした骨の組織が
形成されない状態をいいます。症状としては、骨の成長障害や骨格や軟骨部分の変形が生じ
ます。
なかには、腎臓病(じんぞうびょう)が原因でおこったり、消化不良のためにおこったり、薬の副
作用によっておこったりすることもあります。

有名なアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場する車いすの女の子「クララ」。クララはくる病という
設定だったようです。都市での生活で日光を浴びずに生活していたことで、ビタミンDなどが不足
することで歩くことができずにいましたが、ハイジと一緒にアルプスへ行って、日光を浴びることに
よって、立ってあるくことができるようになった。ということのようです。

【主な原因は】
骨の元になるカルシウムを体内に取り込むのに必要なビタミンDの不足
リンの栄養不足
極端に日光や紫外線を避けることによってビタミンDが不足し発病の要因となります。
未熟児や消化管の病気があるひとは体内のビタミンD、リン、カルシウムが不足している
ためリスクは高くなります。

【主な症状】
•骨が柔らかくなることでさまざまな症状を引き起こします。
•足の変形。重度のO脚やX脚。
•頭蓋骨が柔らかくなる頭蓋ろう
•肋骨の一部がコブのように膨らむ胸骨念誦
•低身長、成長期でも体重の増加がとまってしまう。
•虫歯になりやすい。

ビタミンDは日光浴をすることで、体内でつくることもできます。ところが、
この日光浴も皮膚がんの原因になるなどの理由で敬遠されています。
いまや、外出時に日焼け止めを塗る園児や小学生も珍しくはありません。
つまり、紫外線によるビタミンD摂取も子どもたちを取り巻く環境の変化により、
たやすく外で遊べなくなっています。

子どもたちの遊びを見ても、ゲームやDVD鑑賞など室内での遊びが人気になり
スポーツ少年団などで野球やサッカーなどを楽しむ子もいるが、群れ遊び、
外遊びをする子どもたちは、本当に少なりました。

そこで、意識的に日光を浴びることをおすすめしたいです。紫外線には害もあり
ますが、実は日光不足も心身に悪い影響を及ぼします。子どもが乳児であって
も極端に紫外線を避けずに、帽子を被って散歩に出かけましょう。

母乳栄養ですが、赤ちゃんにとって、とてもいいことですが、ビタミンDだけは、
ミルクに比べ、非常に少ないと分かっています。ビタミンD欠乏性くる病になって
いる子どもは、ほとんどが完全母乳栄養の方に起こっていると
言われています。

そして、まずは母親が栄養バランスのいい食事を心掛けていきたいですね。母乳は
ビタミンDが少ないですが、吸収率がいいので、サケやサンマなどの魚、卵黄、
干ししいたけなどビタミンDの多い食品を積極的に取ること。
乳製品や大豆、小松菜などカルシウムやリンを豊富に含む食品も忘れずに。
子どもが生後5~6カ月になったら離乳食を始めて、1歳半頃までは母乳で不足しが
ちな栄養素を食事から取るように気をつけ、食品アレルギーのため、離乳食や幼児食に
制限がある場合は、医師に相談することです。

ちなみに家庭でできる、くる病の見分け方は、1~2歳なら立たせるか、寝かせるかして脚を
伸ばした状態で両方のかかとをつける。この時、ひざとひざの間が3センチ以上あれば、
医師に相談を。医療機関での診断は、血液検査とX線写真で行なわれています。

くる病は怖い病気ですが、予防できる病気でもあります。決め手は「適度な日光浴とビタミンD
の摂取」、これを心かけてほしいと思います。


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